一生ものだけど、取扱いには注意が必要機械時計の魅力と性能について

機械時計はとってもデリケート

ちまたで流行っている安くてかわいらしい腕時計もリーズナブルで飽きたら買いかえればいいやと身に着けている方も多いと思いますが、重厚な存在感とゼンマイで動く繊細な造りやその歴史に魅力を感じ、機械時計を購入する方も多いと思います。ですが機械時計はとってもデリケート!巷にあふれる時計と同じような感覚で持っていると、あっという間に壊れてしまいます。まず機械時計はとても衝撃に弱く、例えば、テーブルの上からうっかり落としただけでも壊れてしまうかもしれない程、繊細なものなのです。某有名機械時計メーカーは「1Mの高さから自然落下しても大丈夫!」と紹介していますが、それがかなりのハイスペックとされるほどなのです。

機械時計の精度について手動式と自動式

現代の主流である電波時計は自動的に時計のずれを直してくれますが、機械時計はゼンマイ式のため1日10秒程度のずれが生じます。これを許せるかどうか持ち主さんのモチベーション次第といったところでしょうか?またズレを毎日直すというよりは、ゼンマイ式なので毎日のようにまかないと機械時計は動き続けられませんので、実際のところ時間のずれはあまり気にならないでしょう。ゼンマイには手動式と自動式が存在し、手動式のものはいっぱいに巻いた状態で40時間ほど動き続けることができますので、2日に一回程度は巻かないといけない計算になります。自動式は使っている間にゼンマイが巻かれる仕組みになっていますので、使用していなくても1日か2日程度は動き続けることができます。

電池交換とオーバーホールについて

機械時計はゼンマイ式なので通常の時計のように電池交換は必要ありませんが、機械時計ならではのメンテナンスとしてオーバーホールというものが必要になってきます。歯車や軸受けの摩耗、潤滑油切れなどがありますので、初回は4年後に、以後は3年ごとが目安となっています。ここで注意したいのは特に時計を使っていなくてもこのオーバーホールが必要ということ。使われている潤滑油の多くは4年で経年劣化してしまうからなのです。とはいえ、きちんとメンテナンスさえしていれば何年でも使い続けていくことができるのが機械時計の魅力のひとつでもありますので、大切に使用して世代を超えて使い続けていくことができるといいですね。

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